日展を見てみよう

日展ってどんな展覧会(てんらんかい)?

葉ートくんと葉ートさんが展覧会を見ているイラスト

日展(にってん)は、毎年秋に東京の上野公園にある東京都美術館で開かれてきた美術団体展です。
現在は六本木の国立新美術館で開かれています。
美術といっても絵だけでなく、「日本画」「洋画」「彫刻(ちょうこく)」「工芸美術」「書」の5つの部門がいっしょに展覧会をします。 公募展(こうぼてん)といって、応募者の中から入選や特選が選ばれ、会員の作品と並んで陳列(ちんれつ)されます。
公募展には、 20代の人から100歳(さい)の人まで、いろいろな人が出品しています。
会場に並ぶ作品は、約3000点。毎年、これだけの作家の新作がひとつの会場に集まるのです。

こんな作品があります。見てみよう

日本画

日本の伝統(でんとう)的な絵画で、絹や紙に天然の鉱物(こうぶつ)を使った「岩絵の具」で描かれます。

洋画

みなさんが学校でも習う西洋式の絵画で、キャンバスという布に油絵の具で描く油彩画(ゆさいが=油絵)や水彩画(すいさいが)、版画(はんが)があります。

彫刻

人や動物などの形を、石や木をほったり(彫像=ちょうぞう)、粘土を固めたり(塑像=そぞう)して作る立体的な芸術です。公園などでもおなじみですね。

工芸美術

実用品に美しさや装飾性(そうしょくせい)を加えて作られた作品のことです。陶磁器(とうじき)、漆(うるし)、染色(せんしょく=そめ物)、彫金(ちょうきん)などさまざまな種類があります。

筆(毛筆)を使って文字を書く芸術です。中国で古くから発達した漢字のほか、日本独特(どくとく)のかな文字や、石などに文字をほる「篆刻(てんこく)」があります。